2026年03月21日
北海道新聞にコメント掲載 韓国ゴルフブーム、北海道に追い風・・・
北海道新聞(3月18日付・19日更新)の電子版「韓国ゴルフブーム、北海道に追い風(以下略)」にコメントが掲載されました。北海道におけるインバウンドゴルフの取り組みは、2010年頃から本格化しています。現在では一定の認知と成果が見られますが、ここに至るまでには、地域のゴルフ場、旅行会社、行政など多くの関係者による長年の地道な取り組みの積み重ねがありました。こうした先行事例は、近年になって日本各地へと広がり始めています。
今回の文脈にある韓国市場は、団体から個人旅行(FIT)への移行が進み、より柔軟で質の高い体験が求められる段階に入っています。その中で北海道は、気候、コースの多様性、食といった複合的な魅力を背景に、一定の競争力を有していると言えます。
ゴルフツーリズムの本質は「滞在型・高付加価値」にあります。複数日の滞在とプレー代を伴うため、観光消費額は高く、地域経済への波及効果も大きい。一方で、受け入れ可能な人数は限定されるため、いわゆるオーバーツーリズムとは異なる次元での観光マネジメントが可能です。
今後の観光は、「どれだけ多く来てもらうか」ではなく、「どれだけ価値の高い滞在を提供できるか」という視点への転換が求められます。その意味で、ゴルフツーリズムは、持続可能な観光の一つのモデルになり得る分野であると考えています。